これらの地域探検の中で,いくつかの観察・実験が行われる。
植物観察・野鳥観察は,地域のエキスパートに講師を要請し,指導してもらっている。探検する地域を歩きながら,出会った動植物を観察する形が多い。その中で,タンポポ調査とツバメ調査は,課題を絞った調査活動となった。タンポポ調査は,里山のタンポポを調べ,在来型・移入型のタンポポの分布を調べようとした。また,場所と花茎の長さとの関係を調べしようとした。実際に調査する日と在来種のタンポポの開花時期がずれてしまい,十分な調査はできなかったが,今後の調査活動の良い参考例となった。ツバメ調査は,近くの中学校へ行き,ツバメの種類,巣の形・数・使用状況を調べるとともに,巣に戻ってくる親ツバメの頻度を調べた。また,糞を持ち帰って洗い,中に入っている虫の足や羽などを観察した。
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地域探検で行われた観察・実験
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植物観察(野草・樹木) |
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きのこ観察 |
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昆虫・小動物観察 |
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水棲生物観察 |
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野鳥観察 |
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川・用水の水質調査 |
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土質・岩石調査 |
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