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りんく


熊本県 児玉史郎
熊本県 大澤禎男


【葉脈カードを作ろう】

(1)葉脈を取り出そう
1 ヒイラギなどの葉を用意します。
2 10%水酸化ナトリウム水溶液を用意し、葉を入れにこみます。
3 葉がやわらかくなったら、ピンセットで取り出し、よく水洗いします。
4 水で流しながら、ガラス板の上で歯ブラシで軽くたたくようにして葉肉を落とします。
5 薄い塩酸に入れ、水洗いします。
6 過酸化水素水(オキシドール)に入れます。
(2)カードにしよう
1 葉脈が乾いたら、色付けをします。
2 台紙にのせ、ラミネートシートではさみ、ラミネートします。
(3)秘密のアイテムでパワーアップさせよう。
1 液晶シートをはりつけよう。(温度で色が変わるぞ!)
2 ホログラムシートをとりつけよう。(光が虹色に見えるぞ!)
3 UVチェックビーズを取り付けよう。(紫外線で色が変わるぞ!)

【消えるカードを作ろう】

(1)魔法のカードを作りましょう。
1 紙に鉛筆や絵の具で好きな絵を描きます。 (感熱紙やコピー、クレヨン、クーピーなど熱に弱いものは使えません。)
2 紙の上にOHPシート(PPC用のもの)をかぶせます。
3 ラミネート用フィルムにはさみ、ラーミネーターで密着させます。
(ラミネートしない場合は、OHPシートで表裏をおおって、水がしみ込まないようにテープでとめるといいです。)
(2)コップの中の水に入れてみよう。
1 コップに水を入れ、その中にカードを沈めてみましょう。

(3)角形ペットボトルを利用して他の絵に変えよう。

(4)なぜ、絵が消えたり、変わったりするか調べてみよう。

●気をつけよう

水酸化ナトリウム水溶液、塩酸、過酸化水素水が手についたり目に入ったりしないようにしましょう。もしついた場合は多量の水で洗い流し、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。
加熱するときやラミネートするときはやけどに注意しましょう。
ホログラムシートで太陽の光を直接のぞいてはいけません。

参考文献
・「図解実験観察大辞典生物」東京書籍
・消えるカードの原理については中学校理科教科書1分野上を参考にして下さい。